どうも、晋です!
今回は日本国内で約70万部を記録したベストセラー、「エッセンシャル思考」について紹介させて頂きます。今回、紹介する本のテーマは「時間」です。皆様は、こういった経験ございませんでしょうか?
- 動画やSNSでつい時間を消費してしまう
- 気の進まない誘いがあっても、ついその場で乗ってしまう
- 一度にたくさんのことをこなそうと無理をしてしまい、結局中途半端に終わってしまう
これらに1つでもあてはまるようでしたら、本書を手に取ってお読み頂きたいところではありますが、概要だけでもざっくり知りたい方は、是非この記事をお読み頂ければと思います!
エッセンシャル思考とは?
先ず、この「エッセンシャル」という言葉。
そんな名前のシャンプーがございますよね(笑)
ただ、今回はシャンプーの話はしません(笑)
エッセンシャル(essential)とは、「本質的な」という意味の英単語です。
つまり、本当に重要なことに時間と体力を捧げようというのが、このエッセンシャル思考のポイントです。
エッセンシャル思考には、土台となる3つの要素があります。
- 選択する
- ノイズを取り除く
- トレードオフを受け入れる
それぞれ詳しく見ていきます。
選択する
私たちが使える時間や体力は有限です。
なので、「この限りある時間と体力を何に投入すべきなのか?」あらゆる選択肢から精査し、選び取っていくことが大切となります。
ノイズを避ける
この世の中は、あらゆるノイズに溢れています。
ですので、自分にとって何がノイズかを感じ取り、それらを避けていくことが大切となります。
トレードオフを受け入れる
同時に物事を処理しようとするのではなく、「何を優先するか、そのために何を捨てるか」という考え方に切り替えることが大切なります。
エッセンシャル思考を推進する3つの技術
本書では身につけておくべき3つの技術を挙げています。
- 見極める技術
- 捨てる技術
- 仕組み化の技術
それぞれ詳しく見ていきます。
見極める技術
これは、先ほど挙げた考え方のうちの「選択する」に関わるところです。
あらゆる選択肢から、重要なものを選び取るには、それ相応の時間と体力が必要になります。
具体的には
- 情報を集める時間を設ける
- 睡眠時間を確保する
- 厳密な選択基準を定める
といった所になります。
捨てる技術
これは、「ノイズを避ける」「トレードオフを受け入れる」に関わるところです。この「捨てる」ことなくしては、重要なものを選び取ることはできないと考えます。
具体的には
- ためらわず拒否する
- 損切りも考慮する
- 細部に時間を費やしすぎない
といった所になります。
仕組み化の技術
「選択する」「ノイズを避ける」「トレードオフを受け入れる」とは別の視点になりますが、エッセンシャル思考に沿った行動を継続していくには、日々の行動を仕組み化していくことが大切となります。
具体的には
- 大事なことを習慣化する
- スモールスタートから始める
- 最悪の場合を想定しながら行動する
といった所になります。
エッセンシャル思考を取り入れた行動3選
ここからは、私が実践しているエッセンシャル思考に沿った行動を3つ紹介していこうと思います。
紹介する3つの行動は、始めの方で挙げた3つの技術「見極める技術」「捨てる技術」「仕組み化の技術」それぞれの技術を鍛えるための行動です。
- 1人の時間を少しでも作る(見極める技術)
- LINEやメールの通知をOFFにする(捨てる技術)
- 習慣化するためのトリガーを作る(仕組み化の技術)
1人の時間を少しでも作る
これは、先ほどの3つの技術にあった「見極める技術」を鍛えるための行動です。
真実と向き合うためには、1人にならなきゃいけないときがある
King Gnu 三文小説 の歌詞より
私が愛聴しているロックバンド、King Gnuの「三文小説」という楽曲に登場するフレーズです。
真実と向き合う。それはイコール、自分にとって重要なことは何だろう?と向き合うことと言い換えられるのではないでしょうか?
真実と向き合うって中々重いテーマですよね(笑)
そんな重い話は、たとえ親しい間柄だったとしても、相手を少し引かせてしまう面があると思います。
そういった意味では、1人の時間を作らない限りは、自分にとって重要なことはなんだろうと向き合えることはできないのではないのでしょうか?
LINEやメールの通知をOFFにする
これは、「捨てる技術」に鍛えるための行動です。
先ず、断言しますが、LINEやメールの通知音は私にとってはノイズです(笑)
私はここ数年スマホ通知機能はオフにしています。理由は単純で、何か他の作業をしているときに通知音が鳴るとそこに気を取られてしまうからです。
なので、LINEやメールは、作業が落ち着いた頃や、決まった時間に見るようにしています。
習慣化するためのトリガーを作る
これは、「仕組み化の技術」を鍛えるための行動です。
トリガーとは、直訳すると「引き金」という意味です。もっと平たく言うと、「きっかけ」といった所でしょう。
私の例ですが、平日朝の通勤時は電車を利用するのですが、電車に乗ったら、スマホのメモ帳アプリを開いて、ブログのネタ出しや下書きを書くというのを行っていますが、この電車に乗るという行為が、トリガーを指します。
つまり何か習慣化したい行動がある場合、その行動を促すためのトリガーを作れば、行動に移しやすくなるということです。
まとめ
今回は、日本国内で約70万部売れているベストセラー本、「エッセンシャル思考」を紹介させて頂きました。
エッセンシャル思考の土台となる要素は以下の3つです。
- 選択する
- ノイズを取り除く
- トレードオフを受け入れる
これら3つの要素を養うには、以下の3つの技術が必要になります。
- 見極める技術
- 捨てる技術
- 仕組化の技術
この3つそれぞれの技術を鍛えるための実践項目として、以下3つを挙げさせて頂きました。
- 1人の時間を少しでも作る
- LINEやメールの通知をOFFにする
- 習慣化するためのトリガーを作る
皆さんもエッセンシャル思考を意識して、自分が重要と思うことにだけ、時間を使えるようにして行きましょう!
それでは!