どうも! 晋です!
今回は、あのビル・ゲイツ氏も読んで絶賛した本、「頭をからっぽにするレッスン」について紹介したいとおもいます。
本記事はこんな方向けの内容になっています!
■こんな方向け! ・とにかく心を落ち着けたい方 ・「瞑想」「マインドフルネス」という単語を聞いたことはあるが、実際のところ何なのか?
本書の概要
元僧侶である著者が、瞑想とは何か? 瞑想によって得られる効果は? といったところを著者の実体験をもとに語られた一冊。また、最近巷で耳にする機会が多いマインドフルネスの概念も紹介。
本書では手軽にできる瞑想法として、10分間瞑想を提唱。
瞑想とマインドフルネスの違い
本書では、「瞑想」と「マインドフルネス」という単語が随所に出てきます。
先ず、まずこの2つの言葉の意味について調べてみました。
・瞑想:目を閉じて深く静かに思いを巡らすこと ・マインドフルネス:気づき、集中、注意深い
意味だけみると、似ているようで何となく違うことが分かると思います。
これは私の一解釈ですが、瞑想はマインドフルネスな状態にするための一つの手段だと考えています。
ん? 瞑想は何となくは分かるけど、マインドフルネスな状態って何?
安易に日本語と横文字を並べないで! ややこしい!
というツッコミが入りそうなので、この「マインドフルネス」という言葉を逆の視点、
つまり「マインドフルネス」じゃない状態がどういったものか考えてみました。
■マインドフルネスじゃない例 ・帰宅しても仕事のことで頭がいっぱいで、家族との会話に集中できない ・不安やイライラを紛らわすために、衝動に押されてお酒を買う
つまり「心ここにあらず」の状態ということになります。
この「心ここにあらず」の状態に気づく、つまり「我に返っている状態」がマインドフルネスで、
それを達成するための手段として瞑想がある。と解釈しました。
瞑想のイメージ
では、瞑想とは一体何なのか?
瞑想と聞くと、坐禅を組んでジッとするイメージが浮かばれると思います。
本書では、瞑想のイメージを幾つかの例を交えて説明していますが、1番分かりやすかった例をここで紹介します。
瞑想とは道路脇から車の往来を眺めること
これは、著者が修行僧時代に出会った導師さんのお話ですが、
瞑想とは、“道路脇にじっと座って、車の往来を見る”と例えています。
車の往来とは、“ひとりでに浮かんだ感情”を指します。
ひとりでに浮かんだ感情(車の往来)を、一歩引いた所(道路脇)から眺める。
これが瞑想のエッセンスになる所です。
ここで重要となるのが、この「眺める」という行為です。
よく瞑想は、浮かんできた思いや感情を止める、あるいはコントロールするみたいなように捉えがちですが、そうではなく、それらを「眺める」ことが瞑想の本来の姿だと述べています。
10分間瞑想法
瞑想について何となくイメージできたが、では具体的にどうすればよいか?
本書ではその具体的な方法として、10分間瞑想を提唱しています。
えっ! たった10分でいいの?
最初はそう思いましたが、この10分間瞑想を毎日継続するだけで、しっかりと瞑想の効果が得られるとのことです。(瞑想自体は日々の生活に有益な効果をもたらすことが、科学の面でも実証されています。)正式な10分間瞑想の方法は、本書を読んで頂きまして、ここでは私がアレンジした10分間瞑想の方法を紹介します。
晋流10分間瞑想法
■手順
0.瞑想に入る前に、2〜3分ほど時間を置く
1.椅子に座って、タイマーを10分にセット
(このとき、アラームは控えめな音のものにする)
2.タイマーONと同時に目を閉じる
3.息の出入りを意識しながら、10分間そのままじっとする。
■時間帯
夜(風呂上がり時)
■場所
物音がしない静かな場所
この瞑想のポイントは以下2つ。
1.呼吸に集中する 2.継続して行う
1.呼吸に集中する
どことなく鬼滅ぽい表現ですね👹
瞑想には2つの基本要素があると言われ、
一つは集中(心を落ち着けること)、もう一つは深い理解(悟ること)と述べられています。
この10分間瞑想は、一つ目の「集中」を重点においており、
その集中の対象として呼吸を置いているという形になります。
2.継続して行う
瞑想の真の効果を実感するには、やはり継続して瞑想行う必要があります。
ただ10分間だけなら、全然継続できる範囲ではないかと思います。
まとめ
今回は、あのビル・ゲイツ氏も絶賛したとされる「あたまをからっぽにするレッスン」について紹介しました。
■本ブログのまとめ ・瞑想はマインドフルネスを達成するための手段 ・マインドフルネス=「我に返っている」状態 ・瞑想=道路脇から車の往来を眺めること ・手軽な瞑想法として10分間瞑想を紹介(ポイントは「呼吸に集中」&「継続」)
最後までお読みいただきありがとうございました!
おまけ
因みに瞑想を映像でより分かりやすく伝えている番組として、Netflixの「ヘッドスペースの瞑想ガイド」があります。こちらを見る方が瞑想のことがよりイメージしやすいかと思います。
番組のリンクを下記に記載しました。
こちらの番組は、なんと本書の著者であるアンディ・プティコム氏が関わっており、
番組名にある「ヘッドスペース」は、著者が創設した瞑想普及のための団体名に由来しています。